クラウドフォン（PBX）を利用する際には、提供業者とプランの契約を結びます。
従来のビジネスフォンの場合は、初期費用として電話の購入代金や工事費を支払い、月々は通話料と保守対応料金（リース契約の場合はリース費用）を支払うイメージでしたが、クラウドフォン（PBX）の場合は月額基本料金と通話料を支払い続けるイメージです。
では、クラウドフォン（PBX）にはどのような月額基本料金プランがあるのでしょうか？
今回の記事では、クラウドフォン（PBX）の料金プランについて紹介します。
目次
１、クラウドフォン（PBX）の月額料金プラン
クラウドフォン（PBX）の月額料金プランについて紹介します。
具体的にいくつかのサービスの料金プランを紹介します。
BIZTELビズテルビジネスフォン
ビズテルビジネスフォンの料金プランは以下の通りです。
| プラン | 初期費用 | 月額基本料金 |
|---|---|---|
| ライト | 50,000円 | 21,000円 |
| スタンダード | 300,000円 | 80,000円 |
ライトプランは、40の内線番号を持つことができ、基本3回線（最大10回線）同時通話可能なプランです。
スタンダードプランは、80の内線番号を持つことができ、基本10回線（最大30回線）同時通話可能なプランです。
これらの基本料金に加え、以下の料金がかかります。
・外線番号の追加
1回線あたり初期費用500円 月額基本料金300円追加
・0120のフリーダイヤル
1回線あたり初期費用3,000円 月額基本料金3,500円追加
・同時通話の回線数
3,000円／1本追加ごとの月額
ABphoneクラウドPBX料金
ABphoneクラウドPBXの料金は以下の通りです。
| 区分 | 月額基本料金 | |
|---|---|---|
| 内線利用料 | １内線あたり | 900円 |
| 市外局番 | １回線あたり | 500円 |
| フリーダイヤル0120 | １回線あたり | 2,000円 |
| クラウドPBX使用料 | １基あたり | 3,000円 |
時間外アナウンス、留守番電話、ナンバーディスプレイなどのサービスが無料で利用できます。
ナイセンクラウド料金
ナイセンクラウドの月額基本料金は以下の通りです。
| プラン名・内線端末台数 | 初期費用 | 月額基本料金 |
|---|---|---|
| ライト・１ | 10,000円 | 2,000円 |
| ペア・２ | 10,000円 | 5,000円 |
| プロ・5 | 10,000円 | 10,000円 |
| クラウドPBX使用料 | １基あたり | 3,000円 |
プロプラン契約で5回線以上の契約の場合は、1回線につき1,000円の追加料金が発生します。
留守番電話機能や発着信ウェブ管理機能については無料で利用可能です。
自動録音機能（119時間まで）やIVR、電話会議機能については、別途有料で追加することが可能です。
・市外局番の使用料
1回線あたり初期費用1,000円 月額基本料金980円追加
・0120のフリーダイヤル
1回線あたり初期費用1,000円 月額基本料金980円追加
２、月額基本料金の特徴や支払い方法など
上でご覧いただいた通り、クラウドフォン（PBX）といっても提供業者によってプランの料金やサービス内容はまちまちです。
月額基本料金の支払い方法
ほとんどの場合で、月額基本料金は金融機関口座からの引き落としになります。
業者によっては、クレジットカードの引き落としや窓口払い（コンビニなどでの支払い）に対応しているケースもあります。個別に利用条件を確認しましょう。
月額基本料金の支払いのタイミング
支払のタイミングとしては、ご利用後に通話料などとあわせての支払いになることが一般的です。
ビジネスフォンは、通話した分だけ料金が発生するので、通話料と月額基本料金、オプション代金などが合算して請求されることが多くなります。
ビジネスクラウドフォンの通話料金
提供会社やプランによって異なりますが、クラウドフォン（PBX）はインターネット電話のシステムを利用しているので、電話料金が比較的安価であることが一般的です。8円／3分というプランが多いです。
また、通話の相手先が遠方の場合従来のアナログのビジネスフォンの場合ですと料金が高くなってしまいますが、インターネット回線の場合は全国一律の通話料となります。
３、まとめ
クラウドフォン（PBX）の月額基本料金について紹介しました。
クラウドフォン（PBX）は導入の際の初期費用に関しても、月々の基本料金についてどちらも非常に安いといわれますが、こうして一覧にまとめることによって、プランが一目で確認できるかと思います。
また、クラウドフォン（PBX）の業者ごと、プランごとにも、さまざまな特色があることがお分かりいただけたかと思います。
ぜひ、自社の用途に合ったプランを選択し、お得にクラウドフォン（PBX）を利用してください。
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